第二十九章

軽いじゃれ合いの末、チャールズは最終的に自制心を保ち、二人は互いの腕の中で眠りについた。

翌朝、エミリーはすっきりと目を覚まし、素晴らしい気分だった。ベッドから起き上がる前に、チャールズの顔に何度もキスを落とした。

不運なことに、ちょうどそのタイミングで階段を下りてきたケリーに、二人が甘い時間を過ごしているところをばっちり目撃されてしまった。エミリーは顔を真っ赤に染め、自分を腕の中に引き戻そうとするチャールズを無視して、逃げるように家を飛び出した。

ハワード邸からオフィスまでの道のりは、車で一時間以上かかった。エミリーは後れ毛を耳にかけ、自身のデザインスタジオの進捗状況に目を通し始めた。...

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